「分野」の絞り込み検索で、自分に合う弁護士を探そう!│ココナラ法律相談の説明書

その他

ココナラ法律相談には、弁護士を検索する際「取扱分野」で絞り込む機能があります。
略して「分野検索」とも呼ばれます。

これを読まれている方の中には「たくさん勉強して試験に受かった弁護士なんだから、どんな法律問題も扱えるんじゃない?」と思う方もいるでしょう。
そんな方の中には「分野検索」をなぜする必要があるのか、今ひとつピンと来ない方もいるかもしれません。

しかし、分野検索はとても重要な意味を持っています。
この記事では、なぜ分野検索が大切なのか、詳しく見ていきます。

▼この記事でわかること

  • 取扱分野を絞って弁護士検索ができるのはなぜか、知ることができます。
  • 取扱分野を絞って弁護士を探すことがなぜ大切か、わかります。
  • 分野検索で弁護士を探す、実際の使い方を知ることができます。

▼こんな方におすすめ

  • 弁護士を探したいが、どう絞り込んでよいのかわからない方
  • 自分が抱える法的トラブルを依頼できる弁護士を探したい方
  • ココナラ法律相談の大分野検索・小分野検索の使い方を知りたい方

「分野検索」は弁護士検索において重要な意味を持つ

ココナラ法律相談では、相談できる弁護士を探す際、「離婚・男女問題」「養育費」など、自分が抱える法的トラブルの内容に近い分野を絞り込んで検索できる機能があります。略して「分野検索」とも言われます。

この「分野検索」は、弁護士を探す上で重要と考えられています。なぜ「分野」という条件を指定して、絞り込み検索をすることが大事なのでしょうか。
理由を以下にまとめました。

弁護士によっては取り扱っていない分野がある

最新のデータによると、日本全国で弁護士として登録されている人の数は約43238人です。
(2021年1月1日現在。出所:日本弁護士会ホームページ)。

では、この43000人を超える弁護士のどの弁護士にも、法律問題であればどんな内容でも依頼できるのでしょうか。
答えは「ノー」です。

法律問題はとても広い範囲の問題を含みます。
あまり法律に詳しくない人でも「離婚の慰謝料請求」にかかわる法律と「企業の経営」にかかわる法律は全く違う、ということは想像できるでしょう。

また、法律問題は複雑な内容も多く含みますし、状況によっても複雑さが増します。通常では考えにくいシチュエーションで起こる法律問題であればなおさらです。
こうした複雑かつニッチな問題について適切な対応をするために、(「なんでも間口広く」というスタイルを貫いている方もいらっしゃいますが、)弁護士の中には「なんでも間口広く」というよりは「扱う内容、範囲を決めて」依頼を受けている方もいます。

法律相談を申し込む側からすると、せっかく弁護士に問い合わせても「うちでは取り扱っていません」ということだと、残念な気持ちになりますよね。
残念な気持ちになるのは、断らざるを得ない立場の弁護士の方も同じでしょう。
そうした状況を作らないよう、弁護士を探す際は、取り扱っている分野を指定して検索することをおすすめします。

「注力分野」でより詳しい情報が得られることも

ココナラ法律相談に掲載されている弁護士の中には、取り扱っている分野についての詳しい内容を記した「注力分野ページ」を公開している弁護士もいます。

ココナラ法律相談における「注力分野」は「離婚・男女問題」「相続・遺言」「借金・債務整理」「企業法務」など、15のカテゴリに分かれています。
それぞれの分野について、分野ごとに詳しい内容を記載したのが「注力分野ページ」です。
「注力分野ページ」には、たとえば

  • それまでに扱った案件の概要
  • その分野の案件を引き受けるにあたっての弁護士のポリシー
  • 具体的な事例の紹介
  • 弁護士への相談や依頼にかかる大まかな費用

などが掲載されています。

記載されている内容の中には、自分と似たようなトラブルを法律的な手段で解決した事例もあるかもしれません。
もしそうした実績を持つ弁護士であれば、あなたが相談に行った場合もスムーズに対応できる可能性が高まります。

弁護士を探す際には取扱分野そのものの扱いの有無も大事ですが、一方で「似たような問題を扱ったことはあるか」「弁護士に案件を引き受けてもらう際の考え方に違和感はないか」などといった観点で、注力分野ページをよく読んでから決めるのも一案ですね。

ココナラ法律相談での「分野検索」の使い方

ココナラ法律相談のサイト上で「取扱分野で弁護士を絞り込む」検索を行うにはどうしたら良いのでしょうか。
その前に、そもそも「分野」とは何を指すのでしょうか。

分野には「大分野」と「小分野」がある

これまで「分野」とひとくちに言ってきましたが、取扱分野にはどんなものがあるのでしょうか。

実は、ココナラ法律相談で言う「分野」には「大分野」と「小分野」があります。
「大分野」がおおまかな項目、「小分野」は「大分野」の内容をさらに詳しく並べたものになります。
一例を挙げると、以下のとおりです。

【大分野】※15カテゴリ

  • 離婚・男女問題
  • 相続・遺言
  • 交通事故
  • 借金・債務整理
  • インターネット
  • 労働・雇用
  • 刑事事件   ほか8分野

【小分野】

例えば大分野が「離婚・男女問題」の場合の小分野(一部のみ掲載)

  • 財産分与
  • 養育費
  • 親権
  • 婚姻費用
  • 離婚の慰謝料   ほか27分野

ところで、分野検索をする際、「大分野」と「小分野」、どちらで絞ればよいのでしょうか。
オススメなのは「小分野」で絞ることです。

たとえば、のはなしですが、「離婚の際、親権をどちらが持つかでもめており、弁護士に相談したい」と考えているとします。
その際、大分野の「離婚・男女問題」ではなく「親権」で絞り込むほうが、相談や依頼を受け付けている弁護士にたどり着きやすくなります。
なぜなら、弁護士のなかには大分野として「離婚・男女問題」を取扱分野に入れていても、その小分野である「親権」については依頼を受けておらず、検索に出てこないようにしている弁護士もいるからです。

分野検索の実際の使い方

ここでは、分野検索の実際の使い方について、画像とともにご紹介します。

(例)東京都渋谷区で、親権について扱っている弁護士を探したい

【スマホの場合】

(1)トップページの「分野から弁護士を探す」をクリック

(2)「親権」をクリック
※スクロールすると全小分野を見ることができます。

(3)「市区町村から絞り込む」ボタンを押す
※(2)の結果表示された画面では、事務所の所在地に拘らず、親権を扱っている弁護士が表示されています。

(4)「関東」を選択

(5)「東京都」を押し、「渋谷区」を選択

(6)「絞り込む」を押す

(7)該当する弁護士が表示されます

【PCの場合】

(1)トップページから「離婚・男女問題」をクリック

(2)「相談内容から絞り込む」ボタンを押す

(3)「親権」をクリックして「絞り込む」を押す

(4)「市区町村から絞り込む」ボタンを押す
※(3)の結果表示された画面では、事務所の所在地に拘らず、親権を扱っている弁護士が表示されています。
※「駅・路線から絞り込む」を押すと、特定の駅を指定するよう求められますが、市区町村を指定するやり方と同様の流れになります。

(5)「関東」「東京」「渋谷区」を選択して「絞り込む」を押す

(6)該当する弁護士が表示されます

まとめ

この記事ではココナラ法律相談で弁護士を検索する際、「分野検索」がなぜ重要なのか説明してきました。
加えて、自分の抱えている悩みに見合ったカテゴリ(大分野および小分野)を指定して、弁護士を指定する方法を見てきました。

今回は主に「分野検索」に焦点を当ててきましたが、分野検索をする際、市区町村・駅も検索条件に加えた上で弁護士を検索することもできます。
分野検索と地域検索・駅検索を組み合わせることは、自分のニーズに合った弁護士を探すという観点からオススメです。

ココナラ法律相談上での弁護士検索の方法を知ることで、法律トラブルを抱えている方が自分にあった弁護士に出会うきっかけとなれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました