【交通事故体験談】示談金55万円獲得までの道のり

追突事故 交通事故

この記事の監修

株式会社ココナラに在籍する弁護士が監修しています
株式会社ココナラ

こんにちは。ココナラ法律相談でアルバイトをしているRenと申します。
実は私、とある休日に高速道路を走行していたところ、追突事故に遭ってしまったんです。
人生初めての経験でしたし、事故直後は正直何も考えられませんでした。
そんな私でしたが、弁護士にご協力いただき、291日を経て約55万円の示談金を獲得し解決に至りました。
この記事では、私が交通事故に巻き込まれてから、示談交渉が成立するまでどのようなことがあったのかを体験談としてまとめています。
もし交通事故の被害者になったら何をすべきか、参考になれば幸いです。

▼この記事で分かること

  • 交通事故解決までの、一通りの流れがわかります
  • 交通事故の解決を弁護士に依頼すると、どんなメリットがあるかわかります
  • 同じ程度の事故に遭った際、かかる時間や得られる示談金の目安がわかります

▼こんな人におすすめ

  • 交通事故に遭った直後の方
  • 知人が交通事故で困っている方
  • もしもの交通事故に備えたい方

交通事故の概要|事故直前〜事故直後まで


2020年9月12日、私は交通事故に遭いました。

交通事故発生!当時の状況とは

事故が発生したのは、私が首都高速を車で走行中です。
当時、数キロ先で発生していた別の事故により渋滞し、各車が徐行と停車を繰り返している状況でした。
私の車も渋滞に巻き込まれ停車していたところ、急に後方から衝撃が走りました。
後方車両が発進し、私の車に追突してきたのです。
その時は突然のことですぐに何が起きたのかわかりませんでしたが、少しずつ状況を理解していきました。

警察による事情聴取が始まる

その後、追突した運転手が110番通報し、5分後にパトカーが到着。
この時は数km先でも別の事故が発生しており、一箇所で事情聴取するためにその事故現場まで移動することになりました。(弁護士注記:通常はその場で警察官が現場確認します)
後ろから追突された私の車ですが、低速での追突でしたので幸い自走可能でした。

移動を終えてから、警察官が車の写真撮影や、私と加害者への事情聴取が行われました。
このとき私は体に異常を感じなかったので、物損事故として処理されました。

当時の事故状況をまとめると、つぎのようになります。

事故発生日時 2020年9月12日(土)13時ごろ
場所 首都高速3号渋谷線
事故形態 自家用車 対 自家用車
事故状況 渋滞により停車中(時速0km)、後ろから追突された。
警察への届出 物損事故

警察による事情聴取が終わり、私は現地で加害者と以下の情報交換をし現場を後にしました。

  • 保険会社名
  • 氏名
  • 連絡先
  • 車のナンバー

すぐに最寄りの出口から一般道に降りて、渋谷駅近くの駐車場に車を停め必要な対応を行います。

自分と相手の保険会社に連絡

自分の車は任意保険に加入していたので、まずは保険会社に連絡しました。
今後の流れなど何もわからないまま連絡しましたが、保険会社はやるべきことを丁寧に教えてくれました。
保険会社からの案内に従って、相手側の保険会社にも連絡します。

相手側の保険会社からは「車は自走可能か」「体に異常はないか」など、私の状況に関する丁寧な聴き取りを受けました。
このタイミングではいずれも問題なかったので、すぐに電話は終わりました。

1時間後、体に違和感が生じ病院へ

交通事故の発生から1時間ほど経ってから、首に寝違えたような違和感が生じました。

私はすぐに病院に行こうと思いましたが、念のため事前に相手側保険会社に連絡を入れました。
すると保険会社が病院の手配をしてくれ、診察代や治療代を立て替えてもらえることに。

「交通事故に関わることは、まず保険会社に連絡!」という教訓になりました。

森田弁護士
このように事故発生から数時間経過してから異常を感じることはしばしばあるようです。
交通事故による通院の際は、保険会社から病院に連絡を入れてもらうことで、病院への支払いを免除されることがあります。
もちろん領収書等を取っておけば、事後に請求することも可能です。

事故後の流れ|示談交渉成立までにすべきこと


交通事故の大変さは事故そのものよりも、それ以降にあると感じました。

弁護士に依頼

私はココナラ法律相談での業務を通して、「交通事故に遭ったら真っ先に弁護士に相談した方がいい」と考えていました。
そこで早速、保険会社へ報告し弁護士を探すことに。
ココナラ法律相談で交通事故被害者に強い弁護士を検索し、複数の弁護士のページを比較・検討しました。
私の場合は交通事故の実績や解決事例から依頼候補を決め、予約をし面談へ。

面談後、弁護士に交通事故の弁護を依頼したい旨を伝え、委任状に署名捺印をし、正式に契約する形になりました。
代理人になっていただいてからは、保険会社との交渉などすべてのやりとりをお任せすることができました。

病院へ通院

先にも書いた通り、私は首に違和感を感じたので通院しました。
初診で「頚椎捻挫」と診断されましたので、定期的な診察と週3日程度のリハビリを開始します。

交通費を含む通院費やリハビリ代は相手方保険会社による支払いですが、通院に膨大な時間を割きました。
結果として通院期間は、64日(計18回)です。

警察に行って人身事故に切り替え

病院で頚椎捻挫と診断されたので、担当医師に診断書の発行を依頼しました。
その後診断書を持参して、警視庁高速隊の事務所に赴きます。
警視庁へ行ったのは、交通事故発生時は物損事故のみで処理されてましたが、実際には頚椎捻挫を伴っていたためです。
物損から人身事故への切り替え手続きは、事故処理を担当した警察署である必要があり、今回の事故は東京都内の高速道路なので警視庁高速隊です。
この辺りの詳細は、事故処理を現場で担当する警察官が教えてくれました。

森田弁護士

人身事故として警察に届け出なければ通院費用などが請求できない可能性があるので、注意が必要です。

自分と相手の保険会社と示談交渉

事故当日に自分側と相手側の保険会社に連絡しましたが、これは事故報告が目的でした。
その後は保険会社との示談交渉のため、やりとりをする必要があります。

私の場合、自分側と相手側それぞれの物損事故と人身事故の担当者(計4名)とやり取りをする必要があったため、本当に大変でした。
しかし弁護士に依頼した後は、すべて代理で対応していただけたのでとても楽になりました。

保険会社との示談交渉の結果

交渉成立時にもらった示談金に関する連絡書です

今回の交通事故は、以下の通り終着しました。

過失割合 0(私):100(加害者)
通院期間 64日間(発生日から2020年11月14日まで計18回)
事件終了までの期間 291日(2021年6月29日解決)
示談金
  • 物損事故:428,487円
  • 人身事故:125,323円

合計:553,810円

今回依頼した弁護士と事務員の方は、とにかく優しく対応してくれました。
初めての交通事故でしたが、安心して解決に至ることができました。
そのうえで、示談金としても当初はこんなにもらえると思っていなかったので、とても驚きましたしありがたかったです。

示談金の内訳

今回の示談金の内訳は、人身事故による入通院慰謝料と通院費、物損事故による車の修理費の3点です。弁護士はトータルでより高い示談金になるように交渉してくれました。

入通院慰謝料

自賠責基準の入通院慰謝料 今回の入通院慰謝料
275,200円
(4,300円/日 × 64日間)
344,397円
(5,381円/日 × 64日間)
森田弁護士

入通院慰謝料は、交通事故による入通院にともなう精神的損害に対して支払われる慰謝料です。
慰謝料の金額は、算定表を基準として算出されます。場合によっては、他の要素を考慮して金額の調整がされる場合があります。

この算定表をもとに、すべての自動車に加入義務がある自賠責保険を基準にした入通院慰謝料と、今回Renさんが獲得した入通院慰謝料を比較すると、上表のようになります。

弁護士に依頼したことよって入通院慰謝料が増額できたように考えられます。
なお同程度の交通事故で弁護士に依頼した場合、受け取れる入通院慰謝料は算出表によると1日あたり6,333円となります。
実際にRenさんが受け取った額はそれよりも少ないですが、物損事故の示談金(後述の車の修理代)を獲得するための交渉材料としてあえて減額したものと思われます。
このような駆け引きを行い、弁護士は依頼者が受け取れる総額が最大になるように交渉を行うことが一般的です。

通院費

人身事故の示談金として、通院費を受け取ることもできました。
私の場合、おもに車で高速道路&駐車場を利用して通院していましたので、もちろん公共交通機関を利用するより割高です。
そこで通院費をどこまで保険会社が負担するか、長く議論したと聞いています。
結果的に弁護士の交渉により、私が支出したすべての通院費「84,090円」が示談金に含まれていました。

車の修理費用

私が当時乗っていた車をディーラーで見積もったところ、車の時価額は0円でした。
本来なら物損事故に対しては示談金は支払われない予定でしたが、修理費用全額の125,323円を獲得できました。

森田弁護士

物損事故の示談金の算出は「車の時価額」「修理費用」を比較した時に、いずれか安い方が支払われます。
もっとも、今回のケースのように交渉により修理代として合理的な金額を支払ってもらえるケースも少なくありません。

解決までに時間を要した理由

示談金の交渉を踏まえても、事件終了まで非常に長い時間がかかりました。
コロナ禍における保険会社のリモートワークが影響したことも理由の一つと弁護士から聞いています。
これだけ長く専門知識が必要な交渉をすべて私一人で行うこと、さらにこのような結果を得ることも無理だったと思います。

経験から学んだこと・役立ったこと


今回初めての事故かつ弁護士相談でしたが、思い切って弁護士に相談に行けたのはやはり弁護士費用特約の存在が大きかったと感じます。
「弁護士費用を保険会社が負担してくれる」とわかっていたからこそ即座の弁護士面談の予約に一歩を踏み出すことができました。
弁護士の探しはココナラ法律相談での業務経験が活きました。
「交通事故に強い弁護士」というページから会える範囲のエリアで「事故種別、相談者属性、人身被害状況、依頼内容」などを絞り込み親身になってくれそうな弁護士を何人かピックアップし面談依頼しました。
面談時から弁護士の先生はもちろん、事務員の方もすごく丁寧に対応してくれました。

ココナラ法律相談「交通事故に強い弁護士」の検索ページは以下をご覧ください。

交通事故に強い弁護士
交通事故に強い弁護士が2166名見つかりました。最近では自動車保険に弁護士特約がついているケースなどもあり、交通事故において弁護士を依頼するケースが大きく増加しています。なぜこのような状況が増えているかというと、交通事故の被害者になってしまった場合、弁護士を介することで、保険会社からの賠償金の額が増額される可能性が多く...

体験談から学ぶ、交通事故被害者が行ったほうが良いこと

森田弁護士

Renさんのように、突然交通事故に遭ったら何をしたらいいか分からなくなる方が多いかと思います。この体験談から万が一の事故に遭ったときにやっておくと良いことをまとめます。

加害者の連絡先を聞いておく

交通事故を警察が処理した後には、壊れた車の修理や保険の請求などのやり取りが必要です。
事故直後で動転してしまうかもしれませんが、忘れないように気をつけましょう。
加えて、車のナンバーや相手の保険会社の名前も控えておくとベターです。

ちなみに加害者本人と連絡するのは、相手側保険会社とやりとりができるまでの間です。
個人間のやりとりは感情的になりやすいため、相手側の保険会社を通して話をすることが一般的です。
ただし加害者が任意保険に加入していない場合は、直接やりとりする必要があります。
このようなケースはトラブルに発展するケースが多いため早めに弁護士に相談するといいでしょう。

病院に行く前に保険会社へ連絡する

交通事故による通院の際、保険会社が病院に連絡してくれることで、病院への支払いを免除されることが一般的です。
この場合は後日、保険会社が病院に費用の支払いをします。

Renさんの場合は、通院先の病院の方針で保険会社による覚書が必要でした。
事故直後の通院でしたので保険会社はすぐには覚書を用意してくれず、全額自己負担で約3万円の診察費用を支払ったとのことです。
この場合、病院が発行する領収書を必ず保管するようにしましょう。
領収書がないと返金してもらえません。
今回のケースでは約1週間後、病院経由で事故当日の費用が返金されたようです。

物損事故から人身事故になったら、警察署の届出を変更する

警察に物損事故として届出がある場合、補償を受けるためには人身事故に切り替える必要があります。
警察署に診断書を提出し、人身事故扱いに変更しましょう。
診断書の提出はどの警察署でもいいという訳ではありません。
事故処理を担当した警察署である必要があり、今回は東京都内の高速道路でしたので、警視庁高速隊でした。
また人身事故への切り替えは、実際に事故処理を担当した警察官が行うことが一般的です。
警察に行く前にまずは事前連絡をして、日時を調整したほうがいいでしょう。

弁護士に相談し賠償額の目安を確認する

交通事故の被害を受けたら、物損事故であれば車の修理代、人身事故であればさらに通院費や治療費、慰謝料などを請求できます。
しかしどのくらいの示談金が適正な金額なのか、個人で判断することはとても難しいです。
さらに保険会社から提示される示談金は最低限であることが多く、十分な補償を受けられないこともあります。

弁護士に依頼することで、適正な示談金を算出し保険会社との交渉により受け取れる示談金が大きく増加する可能性があります。

弁護士費用特約を活用する

弁護士費用特約とは、自動車保険等の保険に加入した場合に付けられるオプションです。
事故被害に遭い、その後の対応を弁護士に依頼する場合に発生する弁護士費用を補償してくれます。
弁護士に依頼するにあたって、自己負担は一切ありません。

ご自身の保険が弁護士費用特約が付いているかわからない、もしくは付けた記憶がないといった場合も、保険契約書類を持参し相談に行くと弁護士が調べらることが一般的です。
交通事故は初回無料の相談を行っている弁護士は多いのでもし事故に遭った際は、まずは弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士費用特約の詳しい内容は、以下の記事をご参照ください。

弁護士費用特約とは?交通事故の被害者が使える内容をチェック!
弁護士費用特約は、交通事故に遭った時に使える自動車保険の特約です。突然の交通事故の際に役に立ちます。弁護士費用特約は家族や同乗する人にも適用できるケースがあります。弁護士費用特約を利用して実質ゼロ円で弁護士に依頼することで、示談金が上がる可能性が高まります。弁護士費用特約が自動車保険などに付帯されているかどうか、まずは保険証書を確認してみましょう。

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